NEW YORK!

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ニューヨーク行ってきました!

・・といっても、撮影旅行というわけではなくて仕事なのですが。
滞在期間も短くあまり撮影時間はなかったのですが、いくつか有名な撮影ポイントには行くことができたので、短い旅を思い出しつつ、スナップ写真で紹介していきましょう。

タイムズスクエア

着いたのが夜だったので、ホテルから歩いて数分のタイムズスクエアに。もういたるところ観光客です。人人人。観光客だらけ。人種の坩堝です。もう、何を撮っていいのかわからないので、とりあえずビル群を見上げて撮ってみました。手持ち撮影ってほとんどしないんですけど、こういう人がたくさんいる場所での撮影って、ゆっくり三脚立てて・・ということが出来ないですからね。久しぶりにNikonの14-24mmだけ持っての手持ち撮影です。旅行前にD600からD750にスイッチしました。D750のバリアングル液晶と高感度耐性はすごいな~。

D750, 14-24mm f/2.8G(14mm): f/5, 1/40秒 ,ISO 640

 

ほんとうは車のヘッドランプの光跡写真を撮ろうかと思ってたんですが、あまりの人の多さに圧倒されてやめました。

人だらけ・・ザ・観光地!

エンパイアーステイトビル

ここも歩いて数分の有名ビル。「グワッ」と見上げて撮る構図が有名なので、私もやってみました。

日中だったら5分ぐらい流したいところでしたが、早朝だったのでND100で2分だけ流しました。

そのうちにちゃんとポストプロセスして公開しようと思います。

Nikon COOLPIX P340 焦点距離: 5.1mm 絞り値: f/2.5 :SS 1/8秒: ISO 800)

動画も撮ってみました。

フラットアイアンビル

ここも有名なビルですね。日本にも狭小地に建てられてるこういう形状の建物は良く見ます。

上のエンパイアーステイトビルから歩いて5分ぐらいなので、セットで周るといいでしょう。

ところで現在ニューヨークのあらゆるところで工事をしています。建物の補修工事なのでしょうか、ちょっと

撮影的にはあまり良くない状況でした。まあ、仕方ないんですけどね・・・。

 

外壁の補修でしょうか。もういたるところ工事だらけ。

 

ワールドトレードセンター跡地

ワン ワールドトレードセンター。世界は一つ・・になれるでしょうか

凄惨なあの“911”にメモリアルとして建設された場所です。犠牲になった方々の名前が彫られておりますね。

観光客もたくさんおりました。そしていたるところに警備員が立っておりました。

 

貿易センター跡地。
ご冥福をお祈りいたします。

 

オールドピア1

Pierとは埠頭という意味です。この辺いったいが“Pier1”呼ばれていて、マンハッタンのスカイライン、ブルックリンブリッジを見渡すことができる観光地となっております。まだ暗い早朝(というかほぼ夜でしたね・・)に訪れましたが治安的には問題ないように思われました。それにしても寒い!最近撮影してなかったので体がなまってました。冬季の屋外撮影は万全の態勢で臨まないといけません。

動画も撮りました。

有名撮影地での撮影は構図もそうですが、そのときの天候なども“自分の一枚”を撮影するには必要な要素ですね。

 

ブルックリンブリッジ

橋好きの私としては、外せないのがこのブルックリンブリッジ。マンハッタンブリッジもすぐ近くにあります。

歩いて渡れるこの橋ですが、時間がなかったので今回は徒歩での横断はパス。

早朝のまだビル群に明かりが灯っている時間帯が特に綺麗でした。橋のたもとの公園からゆっくり撮影できます。

 

旅を終えて

初めて訪れたニューヨーク。でも写真で見たことのある場所ばかりでなんか初めての気がしませんでした。

それにしても世界的な観光地なのでどこも人が多い! 普段はあまり人気のないスポットを撮影している私ですので、ちょっと人に圧倒されてしまいました。すでにあらゆる写真家に撮影されてしまっている場所だけに“ここで自分なりの作品を撮影するのは非常に難しいな~”と感じた旅でした。まあその中でも何枚かは面白い作品が撮れたとは思うので、これから少しづつ仕上げて発表していこうと思います。

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東京 お勧め建築・撮影スポット ベスト10

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首都東京!

私の住んでる大阪も大都市ですが、やはり首都東京の建築・ビルの多さクオリティの高さは別次元ですね。

訪れるたびに新たな発見があります。そんな東京のお勧め建築撮影スポットを紹介します。

(元々、この記事は英語版だけだったのですが、東京撮影の参考になればと思い翻訳追記しました。)

1. 東京タワー

Fading Icon

高さでは”東京スカイツリー“ に抜かれてしまいましたが、日本の高度成長の象徴は、やはりこのシルエット。
すでにあらゆ角度、画角で撮りつくされてしまった感はありますが、そこにチャレンジしてこそ、新鮮な視点が生まれるのではないでしょうか。是非ともあなたの“マイ東京タワー”をゲットしてください。夜は展望台からの夜景が綺麗ですぞ。

2.コクーンタワー

Different Kind

その異質なフォルムを初めて見た時、ここが本当に日本か・・・と思ってしまいました。イギリスにも良く似たビル“30 St Mary Axe”がありますね。

aWake by Yoshihiko Wada on 500px.com

正式には“モード学園コクーンタワー”という名称で、その名も通りアート系専門学校、モード学園の学び舎となっております。

こんな独創的な建物の中で学べば、さぞ想像力にも磨きがかかるに違いありません。撮影に夢中になって建物にあまり近づきすぎるとガードマンさん達がおいでになるので、学園敷地内には入らないようにしましょうね。

3.東京都庁舎

Revelation by Yoshihiko Wada on 500px.com

“都庁”という愛称でおなじみですが、こちらがかの有名な東京都庁舎になります。

建設当時、莫大な建設費がやり玉に上がっていた記憶がありますが、こうして見上げるともう“ぐう”の根も出ませんね。

設計は“世界の丹下”こと丹下健三氏です。

この写真は都庁敷地内の広場から撮りました。三脚で二時間ほど粘って構図を決めていたのですが、とくに注意されることはなかったです。撮影スポットとして認識されているのか、税金で建てた建物なのでその辺りは国民に対して寛容なのか、それは分かりません。ちなみに神レンズ14-24(14mm )での撮影です。魚眼で撮ってる写真も良く見かけますね。超広角レンズを忘れずに。

 

4.デビアス銀座ビル

Distorted Reality

“ぐにゃり”と歪んだこのビル、加工しているわけではありません。オープン当時もかなり話題になったようですね。

デビアスといえばダイヤモンド、ビルの中はデビアス銀座本店で宝石を売っております。ご家族旅行の際には是非奥さんと来るのも一興ではないでしょうか。外からの撮影はもちろん無料ですが、高い一枚にならないようお気をつけください。

5.箱崎ジャンクション

HIGHWAY KING -Calculated Chaos 1-

ジャンクションマニアの間では聖地とも呼ばれていますね。

西の“阿波座”、東の“箱崎”、ジャンクション写真を始めたら避けては通れない箱崎“キング”ジャンクションです。

尚、東京都心のジャンクション撮影に関しては治安はほぼ心配する必要ないでしょう。箱崎も例外ではなく、横断歩道を渡った先には、なんと交番があります。(撮影していて警官に注意されることもありません)そして撮影に没頭して小腹が空く、もしくは自然現象を“催し”てもすぐ近くにコンビニがあるので安心です。

お泊りは是非お隣のヴィラフォンテーヌ東京日本橋箱崎にどうぞ。終電を気にせず夜景撮影に没頭できますぞ。

箱崎ジャンクションに関しては以前のサイトでもう少し詳しいブログを書きましたのでよければ参照してください。

6. レインボーブリッジ

The Land of Connections Ⅰ: Over the Rainbow

私の橋写真撮影の“きっかけ”になったのが、このレインボーブリッジです。たくさん賞もいただきました。もう、足を向けて寝られないお橋様でございます。でも日中の撮影が多い私にとっては“レインボー”というよりはホワイトブリッジのほうがしっくりくるのですけどね。橋の右側、橋の真下から撮るのが定番となっていますね。ここももうかなり定番スポット化しておりますが、芝浦南埠頭公園から安心して撮影できるので長時間露光撮影の修練の場に良いのではと思います。

ここを起点に“ゆりかもめ”を利用してお台場周辺の建築ツアーを開始するのも良いでしょう。

私はつい買うのを忘れてしまうのですが、ゆりかもめ一日乗車券がお勧めです。

 

7.有明ジャンクション

Tha Last Hydra -Calculated Chaos 5-

お台場海浜公園も良いですが、是非有明ジャンクションを忘れずに!

東京タワーに向けて、緩やかなカーブを描く首都高湾岸線とそれを支える白い柱群。それはもうあたかも“現代の遺跡”と言っても過言ではない美しさです。

The Urban Legacy Ⅵ: The Mirage at Aqua-city

8. 東京国際フォーラム

S.O.D sense of dimension:Ⅰ by Yoshihiko Wada on 500px.com

せっかくの東京撮影旅行、でも今日はあいにくの雨・・・・。そんなときにはここ東京国際フォーラムがお勧めです。

ガラスへの映り込みの構図はすでに定番になっていますが、最新レンズ、カメラの解像度を試すのにはもってこいの被写体ではないでしょうか?これまで三脚利用で特に注意されたことはないですが、海外からの観光客増加でちょっと規制が厳しくなってきたのかもしれません。こんな注意書きを見つけました。

大きな三脚利用は控えて、あまり目立たぬようにした方が良いかもしれませんね。

RUSH by Yoshihiko Wada on 500px.com
夜間はライトが綺麗で宇宙船のようです

9. 東京スカイツリー

The Landmark

あえて言わずとも皆行くであろうスカイツリー。逆さツリーも超定番、さてどう撮ったらよいのやら・・。私もいつも悩みます。

ちょっと距離を取り荒川を入れたりすると良いかもしれません。水場があると長時間露光が映えますからね。

まあ、あまり難しく考えずとりあえず行って撮りましょう!

ちなみに下の写真は建築系ファインアートを始めて間もなく撮った一枚。見上げて撮っただけですが、雲が良い味出してくれてました。

OUT OF THE BLUE by Yoshihiko Wada on 500px.com
D7000, 10-24(10mm), f11. 140sec.

10. 「        」

ここまで私が撮影してきた写真とともに9箇所紹介してきました。

私が紹介するまでもなく、インスタ、写真共有サイトを覗くと「これでもか!」というぐらいの有名撮影スポットの写真が出てきますね。

ただ有名撮影スポットの写真って「どれもこれも似たような写真だな~・・・・」と思うことないですか?

私は良く目的の撮影地に向かう途中で面白い被写体や、構図を見つけることがあるのですが、

そういう瞬間や、被写体を撮影するのが写真の醍醐味ではないかと思います。

ということで、最後の10個目は「空白」是非、ご自身の眼で見てみつけた、あなただけのベストスポットを最後に加えてくださいね。

TIFA Discovery of the year 受賞記念インタビュー

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※こちらはTIFA2017(Tokyo Foto Awards) Discovery of the year としてインタビューされた記事の日本語訳になります。

原文はこちら
先ごろのブログと合わせて読んでいただくと面白いかもしれません。

1.受賞作「The City of Juncture」には「人間」が描写されてないけど、建築写真には「人」は排除されるべき対象だと思うかい? それはなぜだい?

一般的に人物が入ることで見る者の注目が建築ではなく人にいってしまうことはたしかだ。それは避けた方が良い。そのことによってテーマがぼやけてしまうからね。建築写真に人間が映り込む場合、それはたいていの場合それがただの歩行者の場合が多い。それらは長時間露光、もしくは複数写真で避けることができるからね。でも時には人間を写すこむことでそこにドラマを演出することもできる。ぼくもたまに人を素材として入れることもあるしね。だから絶対に排除しなければいけないとは思はない。

2.建築写真を撮影する手順を話してくれるかい? 事前にリサーチはするかい?

リサーチはするよ。特にどの時間帯にどの方向から光がくるか。良い写真は良い光だよ。それはすべてのジャンルの写真にいえることだね。あとこれまでに撮られたその場所の写真も事前に見ておく。それは真似るためではなく、これまでに撮られた構図を避けるためなんだ。人気のある建築はどうしても似た構図になりがちだ。でも常に自分の視点を加えることは大事だよ。ただ安易に誰かの構図を真似たくないんだ。それは想像力を放棄している行為だよ。
でもこれまでの経験上、どんな事前学習も現場でのひらめきに勝るものはないね。早めに撮影地に行って周りを良く観察することだ。ネットは便利だけど、あまり頼らない方がいい。

3.建築写真撮影に必要な技術と機材はなんだと考えるかい?

まずは、建築が面白いと思えるかどうかかな。
休日にわざわざ街中や、橋の下に出向くんだからね。山の中を歩いて気分がリフレッシュされるわけではないし。ランドスケープと違い空気だってあまりよくない場所の方が多いしね。僕は良く排気ガスを吸いたくないからマスクをしているよ。あとは忍耐力。特に長時間露光は同じ場所で数時間過ごす事なんてよくあるからね。

機材でいえばPCレンズはあった方が良いだろうね。最初のレンズが24mmがお勧めだ。建築と正対して垂直をきっちりだすのが基本だけど、建築を見上げて煽って撮っても面白い。僕の作品の90パーセントは24mmを使って撮影してるよ。あとは、より良いNDフィルターを使うことだね。絶対に安いフィルターを使っちゃだめだ。

4.撮影後のワークフローを教えてくれるかい? ポストプロセスが作品を占める割合はどれくらい?

ポストプロセスの定義にもよるんだろうけど何割とは言うのは難しいな。
ただ、ポストプロセスなしで自分の作品を作ることは考えられない。
撮影後、1つの作品を仕上げるのにかかるのはおおよそ1,2か月ぐらいかかると思う。純粋なポストプロセス、PHOTOSHOPを使ってのマスク処理やレーヤー処理にかける時間は多分50時間未満だと思う。それ以下の時もそれ以上の時もある。作品によっては撮影してから発表まで一年以上かかる場合もあるよ。妥協はしたくないんだ。

ポストプロセスにかける時間はひとそれぞれだと思うけど、ただ私がが考えるのに、説得力のある写真、もしくは作品を作るには完成までに多くの時間を費やすべきだと思う。PCの前に座っていない時間も重要なんだ。時間をおいて客観的になって自分の作品を見ることが大事だよ。

通勤の帰りに良いアイデアが浮かぶときもあるし。本を読んだり映画を見たりして良い着想を得ることもある。他の作品を作っていて、別の作品作りのアイデアを得ることもある。全てがつながっているんだ。撮影後、その晩に完成、ということはない。ブドウをつぶして、ワインがすぐできるわけではないだろう(笑)?良いワインは熟成するまでに時間がかかるだろう?じっくり時間をかけることが大切なんだ。

「The City of Juncture」の最初の一枚を撮影をしたのは二年前だしね。最初は単作品だったけど、自分の表現したいことに説得性を持たせるにはシリーズの方が良いと考えたんだ。撮影と処理に二年近くかかったけど、その価値はあったと思う。

5.写真を始めたのはいつだい?

A: 5年前ぐらいかな。ちょっと仕事で行き詰っていてね。何か息抜きに新しいことを始めたかったんだ。
音大を出て、作曲家、そしてサウンドデザイナーとしてずーっと音に携わってきたんだ。それまで音を通して世界を見てきたんだけど、ビジュアルで表現する手法はすごく新鮮だった。どっぷりはまってしまって、まあ、結果的にそれが息抜きどころじゃなくなってしまったんだけどね。

6.建築写真以外でどんなジャンルに興味がある?

僕は最初「滝」ばかり撮ってたんだ。毎週末いろんな滝を撮影しに出かけた。水の流れを聞いていると心が落ち着くからかもしれない。今でもリフレッシュしたいとき、街中の喧騒を逃れたいときは、滝を撮影しに行くよ。

7.「写真」でどんな体験ができた?

「現実を受け入れる謙虚さ」と「根気強さ」を学んだよ。

僕は撮影に同じ場所で数時間過ごす事はしょっちゅうなんだ。事前のリサーチをしっかりして、何時間もかけて撮影する。その結果がうまくいったときは最高だけど、実はうまくいかないことも多い。天候や、光の加減で作品の出来は大きく変わってしまうからね。コントロールできない要素は仕方ないんだ。

事前に考えていたような理想的な作品にはならないかもしれないけど、それはまた一つの結果なのは確かだしそれを受け入れるしかないんだ。それで満足すればそれでよいし、もし納得がいかなければまた撮影に行けばいいんだしね。良い写真を撮るにはひたすら続けていくしかないんだ。太陽は毎日昇って人生は続いていく。
それってまさに人生そのものじゃない?

8.あなたに影響を与えた写真家はいるかい?

Joel TjintjelaarJulia Anna Gospodarou には影響を受けたし多くを学んだよ。とはいっても本を読んだだけどね。彼らのワークショップは受けたことはないよ。彼らのモダンでハイコントラストなB&Wはとてもスタイリッシュでクールで、それまで見たどんなモノクロ写真とも違ったね。彼らの写真が、僕を建築写真の世界に傾倒するきっかけを作ったといえると思う。

9.叶うとしたらどんなプロジェクトをやってみたいかい?

三か月ぐらい休みを取ってゆっくり

ヨーロッパやアジアを回って様々な建築を撮影してまわりたいね。

まさに夢だね!いったいいつになるやら(笑)

10.写真家の卵達にアドバイスをもらえるかい?

焦らないでじっくりやったらよいと思う。妥協はなしだ。

「シェア」や「いいね」なんか気にしないで、作品を作るんだ

他人の真似をするのは悪いと思はないよ。そこから多くを学べるからね。でもコピーするにしても、そこに一握りの「自分」のエッセンスを入れてほしい。そしてそのちょっとした違いを大事にしてほしいんだ。そのちょっとした違いを続けていくことによって、それが最終的に大きな違いとなって、「自分の写真」を構築する要素となると思うよ。

 

SFな気分

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Blade Runner 2049

映画を見てきた。全米での興行成績はぱっとしないようだが、私的にはあらゆる面で今年ベストの映画だった。映像、音楽全て素晴らしく、“カルト映画の続編”というバイアスなど無視して見に行くべき映画だろう。ただオリジナルはやはり見ていた方ところどころに散りばめられているオリジナルのオマージュが楽しめるのは確かだ。下のリンクは映画の舞台裏、効果音や音楽がいかに作られているかの貴重な映像だ。興味のある方は是非。

80年代のSF映画

CGを駆使した最近のSF大作も好きだが、やはり80年代のSFのユニークさにはかなわない。最近の映画が当時の続編や、リブートが多いのもいかに当時の映画がオリジナリティにあふれていたかの証明であろう。
ブレードランナー(1982), ターミネーター (1984), トロン(1982),エイリアン2(1986), Back to the future(1985), 砂の惑星(1984),The Fly(1986).. などなど。私と同年代の方々はこれらの映画を見て完成を育んできたであろう。

10代という多感な時期に私は映画とゲームにどっぷり浸かってきた。(それがたたっていまだにその業界から抜けだせずにいる)。そしてその当時受けた影響というのは、形を変えて私の写真にも確実に影響を与えているのである。

Fading City by Yoshihiko Wada on 500px.com

Fading City(2013) :

当時色を文字通り色々といじって「かっこいいなあ」と思うように調整していた。理論的なことは知らずに感覚でいじっていたのだが、これらの色味は私が見てきたSF映画に由来していたんだな~、と今になっては思う。

SF色

好きか嫌いか、意識的無意識的、作品というのは、何かしら作り手の経験が投影されるものであろう。

何を見てきたかた、何を聞いてきたか、特に目と耳を通して得た経験というのは、写真にしろ音楽にしろ、のちの作り物に確実に影響が出る、と私は思う。

下のに作品は私の見てきたSF映画カラーに触発されて生まれた作品。

NEO OSAKA by Yoshihiko Wada on 500px.com

Neo Osaka (2014): 

REACTOR by Yoshihiko Wada on 500px.com

REACTOR (2014):

色のルールを学ぶ

Adobe Color Wheel をご存じだろうか?フリーで使えるツールで色のルール、補色、類似色などが学べてる便利なツールだ。これまで感覚的に色をいじっていた人も、基本的なルールを理解することにより、素早く確実に自分の好みの色を発見することができるだろう。

以下のイメージはLightroomだけを使って現像した写真だ。最初の一枚はWBをタングステンで撮ったものだ。続く二枚は最初に計画したカラーイメージに沿って調整している。

Original: WB=Tungsten
EX1: Blue & Yellow
EX2:Green & Orange

あなたはどんな色が好き?

“たん”に綺麗な夜景写真は誰でも撮れる時代だ。

そんな綺麗なだけの写真に満足していないのなら、自分好みの色にしてしまおう。

ひとそれぞれ、微妙に好きな色というの違う。“赤”が好きといっても、“派手な赤”、“くすんだ赤”、“オレンジっぽい赤”、言葉で言うと曖昧だが、デジタルの世界では数字でその色は正確に再現できる。そういうった自分の微妙な好みを知っていて、写真で表現することにより、人と違う“自分の写真”というのが見えてくるのではないだろうか。

BLADE NIGHT 2013 by Yoshihiko Wada on 500px.com
“BLADE NIGHT 2013” by Yoshihiko Wada

闇に入る

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黄金のトンネル

神戸にある湊川隧道は通称会下山トンネルと呼ばれている。

新湊川隧道が出来てからはその役目を終え閉じられているが、その入り口付近ではジャズバンドのライブなどのイベントが月1ぐらいの割合で催されている。

しかし入口から出口まで通り抜けの出来る日は年に一回、11月の第二日曜日だけだ。(今年は11/12)

Ghost of Lemmings by Yoshihiko Wada on 500px.com

特に水たまりの映り込みは格別に美しい. “Ghost of Lemmings” by @YoshihikoWada

トンネルはどこに?

電車だと会下山公園西口駅が近い。近くには駐車場がないので、私は少し離れたところのパーキングに車を止めて歩いている。.

撮影TIPS:

・三脚 & レンズ

三脚OK。通路はでこぼこしていて湿っているので三脚転倒注意! 他の撮影者もいるので長時間同じ場所で粘るのはやめよう。

あとレンズは超広角も良いのだが標準域50mm程度のものも用意しておくとバリエーションが撮れて良いと思う。

ここは入ってすぐ。ここまでは月一の演奏会の時も来れる。ここも十分綺麗だが、止まってないでどんどん先に進むべし.

人物を消すには

どんなに待っても次から次へと人が来るので、完全に人をフレームから追い出すのは不可能。

そういう場合は複数枚同じ場所で撮って、後処理で消すと良い。ちょっと検索すれば方法はわかると思うのでここでは一つだけ紹介。

How to remove people with multiple shot?

長時間露光

上記の方法でも、完全に人を取り除くのは難しい。なぜなら撮影が長時間立ち止まってるから・・・。

もうそういう場合は人物を消すのは諦めて、素材の一つだと思って写真にいれてしまおう。5-10秒ぐらいの比較的短い長時間露光で人物がぶれる手映るのでポジションをうまく取ると写真の良いアクセントになる。

Alone in the Darkness by Yoshihiko Wada on 500px.com

たまには人物入れるのも新鮮. “Alone in the Darkness” by @YoshihikoWada.

ルールを守って

去年訪れた時は明らかにその前年より混雑していた。特に撮影者にとっては絶好のロケーション、多くの方が来場している。 仕方ないと思うが、良い撮影場所は皆撮りたい。あまり長時間ねばらないで必要なショットを獲ったら次の人に譲ろう。

あと撮影しているのに、堂々とその前に入ってくるのはあまりにも配慮が足りない。この辺撮影者のマナーが悪いと今後最悪撮影禁止、三脚禁止になりかねない。そうならないためにもマナーと他の撮影しない方への配慮も常に考慮しておくことを願う。

では今年も黄金のトンネルで会いましょう!

 

引っ越し

ブログを引っ越しします。(というか、もう引っ越し済み)
二年弱ほどこちらの、WordPress.com でブログを展開してきたが、メインサイト(yoshihikowada.com)とともに、WordPress.org に引っ越ししました。

WordPress.comとWordPress. orgって何がちがうんだ?
という方はこちらの記事が分かりやすく説明してくれています。

WordPressはレンタルブログで、ブログ初心者の私にもすぐ使い始めることができて良かった。
のですが、いろいろと制限が多くて、その点が不満でした。まあある程度やることが制限されていた方が逆に、やれることに集中できるのである意味、私のような初心者ブロガーには良かったです。

WordPress.com さん、ありがとうございました!

ということで、今後は自分のサイト内でブログを展開していきます。

尚、このブログもアーカイブとして残しておくので、過去記事を参照されたい方は利用してください。ここへのリンクは新サイトにも貼っておきます。

私のブログをフォローしてくださった方、たまたま遊びに来てくれたかた今後とも新しいサイトでよろしくお願いします。

yoshihikowada_seo_1200x630

追伸2017/10/22:
こちらのサイトのアクセスが多いのでサイトを復活させます。当分内容は本家と同等だと思いますが、今後独自の方向に行ってしまうかも・・(笑)

どのくらい?

「長時間露光」

と一口にいっても、1/2秒~1分、ときには5分、10分とその幅は大きい。

はたしてどのくらいの長時間露光が適切なのか? まあいってしまえば

それは「己がどのような画が欲しいのか?」 に尽きると思う。

またその時々の天候、気温等にもよっても適切な露光時間というのは変化してくる。

このケースでは何秒、何分!の露光が絶対に良い!という明確な決まりはないが、これまでの私の経験、好みによって “適切な長時間露光”というのがあるにはある。では早速考察してみよう。

[滝, 水流] 露光時間0.1秒~30秒~1分

私は渓流撮りが好きだ。NDフィルターで初めて滝を撮ってからというもの、ただの水の流れが絹のように変化する瞬間に魅了され続けている。

これまで渓流において様々な長さの露光を行った。私としては渓流や滝では長くても1分間の露光で充分という結論に達した。それでも1分間の露光をすることは稀で、シルキーな水流の表現を得たい場合は大抵10秒以内の露光に設定している。

SACRED FALL
新緑の綺麗な季節、御船の滝での一枚。露光時間は4秒。水しぶきが結構飛んでくる場所での撮影だったので、なるべく露光時間は短くしたかったからだ。

D800E,16-35 f4G ED VR(16mm),ƒ/13, 4s, ISO 100
Filters: PRO1D-ND16, C-PL

[DEEP GREEN]

箕面渓谷での一枚。新緑の水面への映りこみが大変綺麗だった。このときは必要十分にスムーズな水面を得るために1分近い露光をした。水流が白とびするギリギリの露光だが、その甲斐あって新緑の水面の映り込みの美しさを最大限に高めることが出来た。

NIKON D800E,70-200 vr2(70mm) ,f11,55s,ISO 100
Filters:C-PL, ND400

Deep Green by Yoshihiko Wada on 500px.com
DEEP GREEN

 Autumn Whim

秋の赤目渓谷。所謂「ぐるぐる」写真。秋の渓流でたまに見ることができる光景だ。

D800E,PC-E NIKKOR 24mm f/3.5D ED,24mm,ƒ/8,30s,ISO 100

露光時間による渦巻の変化の様子:

左から1/2秒,8秒,30秒

こういうケースで渦巻き状の描写をしたければ30秒を目安に設定すると良い。渦の動きが非常に遅くて渦巻きが足りないと感じたら1分ぐらいにしても良いが絞りすぎると画質低下の原因の回析がおこるので注意。

 

[日中の長時間露光] 露光時間:60秒~3分~10分

日中の長時間露光で大切なのは、「その長時間露光で何を得たいのか?」を念頭において撮影に取り組むことだ。

60 秒:

Souls of the Castle

こちらは私の日中の長時間露光に取り組み始めた初期の作品。

当時持っていた一番の高濃度のフィルターがND400(約9段)。それにND16(4段)を重ねてND13相当として使用した。しかし9月の一番日差しの強い時間帯ということで、それだけではまだ不十分。F16まで絞って65秒の露出を稼いだ。 雲の流れるスピードにもよるが一般的に1分程度の露光では”とろける”ような雲の表情を得るのは困難だ。その反面、雲が思わぬ造形を描いてくれ、独特な表情を醸し出すことがある。

撮影日:2013/09/06 12:43 大阪城公園:
D7000, 10-24mm (18mm)
ƒ/16,65 sec,ISO 100ND400+ND16

こちらも比較的初期の作品。 120秒。

“PARC55”はサンフランシスコ旅行中に泊まっていたホテルの名前(左のビル)。下半分に雲がほとんどないので、バランス的にどうかな?と思ったりもするのだが、そのアンバランス差加減もこの一枚の魅力の一つかなと良い方向に考えている。(笑)

D7000,10-24,10mm,ƒ/13,120s,ISO 100
PARC 55 by Yoshihiko Wada on 500px.com
PARC 55

 

DARK EDGE

茨城県水戸芸術館にある水戸タワー。120秒の露光により背景の雲が右下から左上に向かって流れている。

D7000,NIKKOR 10-24mm(10mm),ƒ/13,141s,ISO 100

 

ワンポイントアドバイス

ここで注目してもらいたいのは、被写体のタワーと、流れる雲が対角に交わる構図を取っているところだ。被写体だけでなく、背景の空と雲に注目して、長時間露光後に流れる雲の方向と被写体がどういう関係を描くのかを予想して構図を考えよう。

Wada_Dark_Edge_memo

 

5 minutes (300seconds)

B&Wファインアート写真界のパイオニアJoel Tjintjelaar(ジョエル・チンジェラー)が提唱した「F8, 5分」の超長時間露光(ハイパーロングエクスポージャー)。現在のファインアート系長時間露光、特に都市景観、建築系のスタンダードになったといえるだろう。

日中でF8, 300秒という長秒を得るには16stopsの減光が必要である。

これまでは16stops の減光を得るには、複数のNDフィルターを重ねて使うのが一般的だった。

しかし今から二年ほど前にFormatt-HitechFirecrest 16という一枚で16stopsの減光、しかも極めてニュートラル性能が高く5分という長時間露光をしても、ほとんど色かぶりをしないという驚異的なフィルターを発発表した。もうフィルターを重ねる必要がないので、超広角レンズ上でけられることもなく、より手軽に超長時間露光が行えるようになった。

THE MOMENT OF GREY

D600,16-35mm f/4G ED VR, 16mmƒ/10, 336s,ISO 100,  Firecrest 16
The moment of grey by Yoshihiko Wada on 500px.com
THE MOMENT OF GREY

良く見てもらうと判るのだが、写真中央にカモメが映っている。撮影の途中で飛んできて、かなりの長い時間ずっとしていてくれた。そのおかげで336秒の長時間露光でもかなりはっきり姿が映っている。もちろん狙ったわけではないが、この鳥がいるおかげで写真にアクセントが生まれた。

ワンポイントアドバイス

APP

長時間露光で最初のハードルは、どのぐらいの長さが適切かの計算ではないだろうか。

10stops,もしくは16stopsとなると、カメラの内臓露出計はまったくあてにならない。

慣れてしまえばその計算も難しくないのだが、APPを使えばそんな問題も一気に問題解決だ。

それこそたくさんのAPPがあるので何を使ってもよいのだが、筆者愛用のExposure Calculator を紹介。

画像はF8, 1/250でND16を使用した場合。Shutter:262s と出ている。

シーンによっては、もう少し絞りたい場合、もしくはISOを調整したい場合もあるだろう。

 

しかしながら3分を超える際は計算結果より20~30秒プラスすると、より良い結果が出る。

Screenshot_2016-08-02-12-37-38
Exposure Calculator

10 minutes (600 seconds)

時には5分以上の長時間露光が必要なケースもある。

私もこれまで10分という長時間露光を何回かやっている。次はそのうちの一枚。大抵のケースで5分でOKだが、天候や使用レンズ、意図する構図によってはそれ以上の長さの長時間露光をするケースも出てくる。

特に超広角レンズを使う場合、画面の端から端まで途切れることのない雲の動きを撮りたい場合、露光時間は長くなりがちである。

D800E,14-24,14mm,ƒ/8,601s,ISO 100

The Land of Redemption by Yoshihiko Wada on 500px.com
THE LAND OF REDEMPTION

 

Calculated Chaos Part4: Singularity
D600,14-24,14mm,ƒ/10,603s,ISO 100

CC4_Singularity
Calculated Chaos Part4: Singularity

あきらめない

時に天候は思い通りにいかない(事の方が多い)。この写真を撮ったときも5分の長時間露光を6回、最後の7回目は10分やって、ようやく満足のいく結果を

得ることができた。ときには日を改める決断をすることも必要だが、まずは可能な限り粘ってみる。何事もあきらめないことが肝心だ。

 

ワンポイントアドバイス:方向と速さ

構図を決めるときは雲の動きを見極めよう。

・雲の動き(方向)。どこかららどこに移動しているのか。

・雲のスピード:速いのか遅いのか?→遅ければ露光時間をいつもより長くするなどの対応が必要。

 

実験と失敗が経験の元

私も日中の長時間露光を撮影しだした当初はたくさんの失敗をした。露光時間が短すぎたり、長すぎたりは当たり前、時にはNDフィルター付け忘れることも。一度付けたNDフィルターを外して構図の確認した後、その後フィルター付け忘れて5分露光したこともある。当然画像は真っ白!
今でも、なかなか一発でイメージ通りの撮影ができることは難しい。数々の実験や違う構図を試しつつ同じ撮影場所で3-4時間過ごすことはざらだ。しかし、当たり前のことだが実際の撮影の経験を積まないかぎり良い写真は撮れない。失敗は成功の元。そして失敗写真はブログのネタ元になるのであった・・。 ではまた!